相続した不動産の住宅ローンが残っていると返済しなければいけないの？

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遺産の中に不動産が含まれていると相続する事も多いでしょう。

不動産を相続すると住む事も出来ますし賃貸などをして有効活用する事も出来ます。

しかし不動産を購入する時はほとんどの人が住宅ローンを組むので完済していないと相続した時にどのようになるのだろうと不安になってしまうでしょう。

特に住宅ローンが多く残っている時は相続した時に返済に追われて大変になるなどネガティブな事も考えてしまいます。

そこで相続した不動産の住宅ローンが残っていた場合はどのようになるのか確認していきましょう。

基本的に返済する必要なし

住宅ローンは30年ぐらいを目安にして組むので完済していないまま不動産を相続する事も多いです。

しかし住宅ローンには団体信用生命保険が付帯されているので組む時に加入する事になります。

団体信用生命保険に加入すると亡くなった時に住宅ローンが残っていても団体信用生命保険金で支払いをしてもらう事が出来ます。

住宅ローンが残っている不動産を相続しても相続人は返済をする必要はないので心配する必要はありません。

相続した不動産の住宅ローンの返済を続けていても返ってくる

相続した不動産の住宅ローンが残っていても団体信用生命保険金で支払いをしてもらえるので相続人が返済する必要はありません。

しかし団体信用生命保険金で支払いをしてもらえる事を知らない場合は返済を続けてしまうケースもあります。

このような場合は返済する必要がないのに支払っている事になるので返還の手続きをすれば返ってきます。

相続した不動産に関する知識があまりない人にありがちなケースなので金融機関などに相談する事も大切になってきます。

またネットでも詳しい情報を得る事が出来るので実際に住宅ローンが残っている不動産を相続する時は調べておくようにしましょう。

まとめ

住宅ローンを組む時は団体信用生命保険に加入するのが基本になっています。

住宅ローンが残っている不動産を相続する時も団体信用生命保険金で支払われるのを基礎知識として覚えておくといいでしょう。

この記事の監修者

税理士　原　直哉(ハラ ナオヤ)

司法書士、行政書士、ファイナンシャルプランナー（FP）

経歴
相続において専門家のアドバイスが必要な方に対して、必要なサポートを行っている。